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環境資源工学科/地球・環境資源理工学専攻


資源循環型社会の構築と地球環境保全をめざして

OUTLINE[学部学科・大学院専攻/専門分野の概要]
本学科は、環境保全工学、資源循環工学、素材プロセス工学、開発環境工学、地殻情報工学、資源科学の6つの専門分野で構成されており、これらは互いにリンクしています。大学院では、これに岩石学、地質学が加わり、地球の成り立ちを含めたグローバルな視点から資源・環境問題を教育・研究します。その対象は、各種資源の自然環境からの採取、分離・精製、再生利用、適正処分等の資源利用・循環に関わる技術に始まり、そのシステムを持続可能とし、かつ自然環境と調和した豊かな人間生活をおくるために必要な、大気・水・森林環境保全、作業環境改善、環境調和型リサイクリング、自然配慮型素材開発、廃棄物適正処分、低環境負荷型エネルギー開発、地殻環境保全、自然災害とその予測・防災、地球・太陽系物質循環、資源形成過程解析等、多岐にわたっています。こうした幅広い知識や経験を総合することにより、現実の環境調和・資源循環に関する新たな問題を発見し、それらを解決する能力を養います。

CURRICULUM[カリキュラムの構成]

環境資源工学科のここが最先端
富士山を観測タワーとして活用し,地球大気環境を監視する
最近、九州北部や日本海側を中心に日本各地で光化学スモッグ注意報の発令が増えています。この原因として、経済・産業活動が目覚ましいアジア諸国からの越境汚染が指摘されています。日本はユーラシア大陸の東端に位置するため、近隣のアジア諸国ばかりでなく、欧州からも偏西風によって様々な大気汚染物質が運ばれてきます。越境大気汚染から日本の自然環境を守るためには、どのような大気汚染物質が、どの地域からどれくらい運ばれ、日本国内にどれくらい沈着しているのかを把握する必要があります。富士山頂は日本国内の影響を受けにくい場所なので、越境大気汚染物質の観測をする上で最適です。私達は国内研究機関と富士山で共同観測を行い、新規開発した機器を用いて越境大気汚染物質の輸送量や雲粒・雨滴による大気汚染物質の除去量などを調べています。
環境資源工学科
大河内 博先生
富士山南東麓(1300 m)における雨水と霧水の採取風景。新規開発した太陽電池駆動小型自動雨水採取機とハイブリッド(太陽電池+風力発電)型自動霧水採取機。

Full-Time Faculty[専任教員]
氏名 専攻分野 主な担当科目
教授
在原 典男 地質統計学、地殻流体工学 油層工学の基礎、油層シミュレーション
内田 悦生 資源地球化学、文化財科学 地球物質科学、資源地球科学
大河内 博 大気・水圏環境化学 環境地球化学、環境機器分析
大和田 秀二 リサイクル工学、資源分離工学 資源分離工学、資源リサイクリング
香村 一夫 地圏環境学 環境地質学、地殻情報工学概論
名古屋 俊士 労働衛生工学、環境安全工学 作業環境工学、大気環境工学
不破 章雄 素材プロセス工学 金属生産工学、素材物理化学
森田 信男 数値岩盤工学、石油生産工学 数値岩盤工学、数値石油生産工学
山崎 淳司 応用鉱物学、素材物質科学 素材物質科学、地球物質科学
准教授
所 千晴 資源処理工学、環境浄化工学 固液分離工学、粉体制卸工学
特任教授
齋藤 章 物理探査(主に電気・電磁探査)、物理検層、岩石物理 地圏物理探査工学、地殻情報工学の基礎

FUTURE[進路の方向性]
本学科/専攻卒業生は、金属、化学、セラミックス、石油、機械、電気等の環境・資源に関わる各種製造業や、建設、商社、官公庁、各種行政法人など、様々な分野で活躍。最近では、環境・資源・地質に関わるコンサルタントなどへの就職も増えています。また、近年、大学院修士課程への進学は約7割であり、博士課程への進学も増えつつあります。

■学部卒業者の進路

■修士課程修了者の進路



Message[学生からのメッセージ]
環境資源工学科3年
新しい分野で、
自分を研究者として育てたい。

新聞やニュースなどから環境について関心を持った人は多くいると思います。
私もその一人です。はじめは自分の中では漠然とした考えでした。しかし、ここでは環境について多方面から学ぶことができ、また、いろんな意見を持った人たちと勉強し、考えていくうちに自分の道も確実なものになりました。
これからは、最終処分場の廃棄物に含まれているレアメタルの回収にむけて研究を行っていきます。まだまだ研究の方法が確立されていない分野ですが、その分やりがいや楽しみも多いと思います。どう分析して、どう評価していくかを考え、その過程できっと自分も成長していけると思います。



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