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経営システム工学科/経営システム工学専攻


快適で信頼できる社会の経営をデザインする

OUTLINE[学部学科・大学院専攻/専門分野の概要]
経営システム工学とは、システム概念を用いて組織における問題発見及び解決を行う、すなわち経営システムのデザイン・開発・運用・保守及び改善・管理などを統合した経営目標達成のための工学、科学技術です。経営資源である人・物・設備・金・情報の有効活用を基本課題とし、問題の発見、問題の体系化、コンピュータや数理・情報技術を駆使した問題分析や解決方法に関する最新の専門知識の教授と同時に、新しい知見・成果を得ることを目指しています。研究・教育は、経営の諸分野の体系とあり方を検討する分野別展開とそこで活用される工学的アプローチによる手法別展開の融合によって形成されています。大学院専攻は経営デザイン、経営数理の2部門。前者は主に経営の企画から開発、製造、品質保証、設備、販売、財務、人事、情報に至る対象分野における計画・管理。後者はオペレーションズ・リサーチ、統計解析、知識工学、情報数理、システム工学、ソフトウエア工学等の手法を中心とした研究・教育が進められています。

CURRICULUM[カリキュラムの構成]

経営システム工学科のここが最先端
新しい社会システムデザインのための社会シミュレーション
社会は、家族、学校、企業、地域等のさまざまなサブシステムから構成され、その中で多様な価値観を持った人々がそれぞれの意図に基づいて行動している複雑システムです。たとえば企業を取り巻く環境の変化を正確に予測することは難しく、企業が生き残るには不確実な環境変化にうまく適応する組織を作っていかねばなりません。しかし、どのようにしたら生存可能な組織をデザインできるでしょうか。
エージェントベースの社会シミュレーションでは、エージェントと呼ばれる仮想的な主体がミクロのレベルで複雑に相互作用し、社会システム全体の性質を作り出します。そのような複雑な相互作用からシステムは環境に適応していきます。最適なシステムが簡単にわからないような複雑適応システムのデザインのために、エージェントベースの社会シミュレーションは第3の科学的方法として注目を集めています。
経営システム工学科
高橋真吾先生

Full-Time Faculty[専任教員]
氏名 専攻分野 主な担当科目
教授
東 基衞 ソフトウェア工学 ソフトウェア工学、ソフトウェアマネジメント
大成 尚 生産システムデザイン 製品開発工学、生産システム工学概論
大野 高裕 プロフィットデザイン プロフィットマネジメント、経営計画
片山 博 生産管理学 生産管理学、生産システム論
岸 知二 ソフトウェア工学、ソフトウェアアーキテクチャ設計・検証、プロダクトライン開発 ソフトウェア工学・オフィス情報システム
小松原 明哲 人間生活工学 人間工学実験、人間工学概論
逆瀬川 浩孝 応用確率過程 確率とその応用、オペレーションズリサーチ
高田 祥三 製品・設備ライフサイクル工学 FAシステム、設備管理
高橋 真吾 システム論 システム基礎、応用システム論
永田 靖 統計科学 統計解析法、多変量解析法
棟近 雅彦 品質マネジメント 品質管理、実験計画法
森戸 晋 オペレーションズリサーチ 基礎オペレーションリサーチ、オペレーションリサーチA
吉本 一穗 施設・ロジスティクス設計 施設計画、ロジスティクス
准教授
後藤 正幸 情報数理応用 情報数理基礎、情報数理応用
菱山 玲子 人工知能、知識情報処理 知識情報処理、コンピュータ工学

FUTURE[進路の方向性]
学部卒の約5割が大学院に進学しています。主な就職先は、メーカー、金融・証券・保険、コンサルティング、サービス、情報処理など。中小企業診断士・公認会計士・弁理士などの資格を取得して仕事に就く者もいます。大学の研究・教育者を目指す者もいます。

■学部卒業者の進路

■修士課程修了者の進路



Message[学生からのメッセージ]
経営システム工学科4年
世界中に「必要な時に必要な量を」運ぶ
物流システムを創りたい

大学では自分の武器となる知識・技術を身につけたい、そう思って学科選びをしました。経営システム工学科では、経済学から統計学、品質管理、生産管理、プログラムまで経営工学の基本となる知識を学びます。そして、それを机上の勉強で終わらせるのではなく、国内外の企業との共同プロジェクトに参加し実際に生産現場の改善提案をすることで、講義の実用性を実感することができます。私も、国内だけでなくタイ・中国・アメリカの企業実習や、アメリカ・ドイツへの短期留学・インターンシップ等、6回ほど参加し、参加するごとに生産管理分野への興味が深まりました。卒業論文では、配送計画問題に近似最適解探索手法のうちの1つを適用させ、解の精度が上がるように改良を加えました。この時用いた考え方も、実社会で活かせるものだと感じています。



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