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生命理工学専攻


世界レベルに挑戦する理・工・医が融合した新学際領域専攻

OUTLINE[多様な学科の専門分野と連動]
現代の教育・研究は学際的色彩がますます強くなり、従来の機械・電気・物理といった学科の枠組の中におさまりきらないばかりか、理工学・医学・生物学など学部の枠組をも飛び越えた情報交換が必要な場面に出会うことが多くなっています。学部の学生は、学科毎に基礎教育を受けていますが、その異なった体系の学問を習得した学生群を大学院で集学的に教育してこそ、学際領域の全体像や本質を頭と身体で会得した視野の広い次世代リーダーを養成することができると考え、特に生命科学と理工学との融合領域における発展を期待し、本専攻が設置されました。2008年より、多くの研究室は女子医大との連携施設に移りました。

[大学院専攻/専門分野の概要]
各基盤理工学分野の知識と技術を“生命”という視点から統合してゆくような教育・研究の環境を作ることは、21世紀の社会的ニーズを先取りした人材を育成し輩出する上で不可欠であると考えています。専門知識と問題解決能力を有する人材のみならず、新たに問題を提起し、新しいアイデアを提案したり、学際的な領域で活動を行うことができる人材の育成は、極めて重要となっています。そこで、本専攻においては、これらの要請に応えるため、修士課程に加え、教育・研究者のみならず、社会の各方面で活躍しうる高度な専門能力と創造性豊かな研究企画能力や、研究推進能力を有する人材を育成するための博士後期課程も開設しています。

CURRICULUM[カリキュラムの構成]

生命理工学専攻
加藤尚志先生 生命理工学専攻のここが最先端
体をめぐる血球誕生の仕組みや、
未知の蛋白質の機能を調べています
私達や動物の体では、絶え間なく血球が体内を循環し生命を支えています。ヒトの赤血球、白血球、血小板は、1日にそれぞれ2000億、30億、2000億も骨髄で造られていることをご存知ですか? これらの血球はそれぞれ全く異なった形態と機能をもっていますが、元になる細胞はどれも同じで、今、再生医学でも注目されている「造血幹細胞」です。私達は最新のテクノロジー、例えば遺伝子組換え技術、DNA/RNAマイクロアレイ解析、レーザーフローサイトメトリー法、共焦点レーザー顕微観察、蛍光抗体標識法、質量分析などを組み合わせ、カエル、マウス、ヒトなどの細胞の遺伝子や蛋白質の特性を調べています。様々な生物の血球産生を比較すると、これまでに知られていない現象に出会います。私達はワクワクしながら、未知の血球産生制御系の解明に挑戦しています。

FUTURE[進路の方向性]
バイオ・ヒューマンサイエンス産業では、多様な職種の需要が国際的に拡大し、高度な専門教育を受けた視野の広い人材が求められています。また、大学等の教育・研究機関への就業機会も増加しています。本専攻では理・工・医を共存させた新しい概念の研究教育環境を提供しており、国際的視野をもつ博士後期課程修了者への期待が高まっています。

■修士課程修了者の進路

進路の方向性img


Message[学生からのメッセージ]
生命理工学専攻 修士1年
理・医・工連携の
最先端を突き進む!

「医療」と聞くと医師の領域というイメージがあり、「医療」にエンジニアとして取り組めるとは思ってもみませんでした。人工心臓といった機械を作るのはエンジニアの役割なんですね。脳死移植を待つ患者さんが沢山いらっしゃることを知り、何かできないかと思っていた私にとっては願ったりかなったりの進路でした。
現在では新しくオープンした東京女子医科大学との連携施設TWIns(ツインズ)において再生医療という新技術に取り組んでおり、医学・生物学・工学などのスペシャリストと一体となって研究しています。医師の方はもちろんポスドクや社会人の方も交え、専門領域の異なる者同士議論し合うという環境の中で、毎日が新しい発見の連続です。将来はこの技術で臓器をつくり、脳死移植をなくすことが目標です。



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